Shop TABI-JIについて

誕生のきっかけ

1997年、高校生だった青年がアメリカに1年間留学しました。故郷を離れて気づいたのは、自身の育った地域(奈良県奈良市)のことを何も知らないという事実。そこで彼は、奈良について知るため、帰国後に奈良公園で観光人力車のアルバイト(車夫)を始めます。

当時、まだまだ少なかった外国人観光客の多くが車夫の恰好(法被、前掛け、股引、地下足袋)を見て興味を示したのが、地下足袋でした。購入したいという声も多くありました。

これは将来売れるのでは!...そんな10代の安易な発想から始まります。

2000年に一度アルバイトを辞めますが、2004年、車夫を本業とするために人力車に戻った彼は、数が増えつつある外国人観光客の多くが今でも地下足袋を欲しがっているということを知ります。そして、英語が好きになりアメリカ留学、それがきっかけで奈良を学んだことで、奈良や日本を少しでも多くの外国人に知ってもらいたいという気持ちが生まれていました。

地下足袋を通して外国人と繋がれないか?...そんな考えから地下足袋について学び始め、メーカーに問い合わせをしたり、時には駅前で外国人観光客にアンケート調査をしたりして、Shop TABI-JI誕生へと進んでいきました。

誕生から現在

Shop TABI-JIは、2007年、奈良市もちいどのセンター街にあるチャレンジショップにて、足袋スニーカー専門店としてオープンしました。2.7坪ほどの小さな店舗で、一人が試着すると入店できないほど。

そんな環境にもかかわらず、当初想定していた外国人観光客をはじめ、多くの日本のお客様にも興味を持っていただくことができました。

その後、2010年に現在の奈良・三条の店舗に移転し、2014年に奈良・東向、2016年には鎌倉・長谷のほか、足袋ソックス専門店を奈良公園に開店。2023年現在は、奈良・東向を閉店して、奈良・三条、奈良公園と鎌倉・長谷の3店舗となっています。

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販売理念

当初は外国人との繋がりを求めるところから始まった足袋スニーカーですが、現在は、「伝統・モダン・健康」をテーマに、伝統的な要素と現代に合わせたデザインの融合、地下足袋本来の機能性による健康面のアプローチに重点を置いています。

これからも、幅広い世代に愛される足袋スニーカーを目指して取り組んでまいります。

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